*この記事は、ヨガアライアンスの公式ページ(Membership Reimagined/Find Your New Credential)で確認できた内容だけをもとに書いています。公式の発表があるたびに更新します。
最終更新: 2026年10月19日
更新履歴
- 2026年10月19日: E-RYTの「E」の意味を追記
- 2026年10月18日: 公開(2026年10月18日時点の公式情報にもとづく)
2027年1月から、ヨガアライアンスの資格制度が変わります。
RYT200・RYT500の「数字」はなくなり、講師資格は「RYT」と「E-RYT」の2つに統一されます。いま登録している方は、2027年12月31日までに移行の手続きをすると、新しい資格に引き継がれます。
期限を過ぎると資格は失効します。一方で、200時間を超えて学んだ分はディレクトリのプロフィールに載せられると案内されており、修了した講座の実績そのものが消えるわけではありません。
この記事は、すでにRYTとして登録している方に向けて、何がいつ変わるのか、いま何をしておけばよいのかを公式情報の範囲で整理したものです。これから資格を取る方への影響も、ひとつの節にまとめています。
3行でわかる変更点
| 項目 | 2027年からどうなるか |
|---|---|
| 名称 | RYT200・RYT500 → RYT。E-RYT200・E-RYT500 → E-RYT。学校のRYS200・300・500 → RYS |
| 期限 | 移行の受付は2027年1月に始まり、2027年12月31日まで |
| 料金 | いまのRYT・E-RYTは、2029年の更新まで3年間は現行の料金で据え置き |
公式ページには「今日の時点で何かをする必要はありません」と書かれています。あわてる必要はありませんが、期限は1年しかないので、この記事で全体像をつかんでおいてください。
名称はどう変わるか
講師の資格
| いまの資格 | 2027年から |
|---|---|
| RYT200 | RYT |
| RYT500 | RYT |
| E-RYT200 | E-RYT |
| E-RYT500 | E-RYT |
E-RYTの「E」は、従来から Experienced(経験豊富な)の頭文字とされており、オンラインの「e」ではありません。この記事を運営するアンダーザライト ヨガスクールのオンライン講座「e-TT」(ティーチャートレーニングの録画視聴プラン)とは別のものです。
新しくRYTになるには200時間、新しくE-RYTになるには500時間のティーチャートレーニングが必要と案内されています。E-RYTに求められる指導経験などそのほかの要件は、公式の公開ページでは確認できていません。いまE-RYT200を持っている方は、そのままE-RYTに移行すると案内されており、500時間は新しくE-RYTを取る方の要件です。200時間を超えて学んだ分は引き続き有効で、ヨガアライアンスのディレクトリのプロフィールに載せられると案内されています。
RYT500の方は、メンターシップの時間(英語原文は mentorship hours)を示せば、E-RYTを取得することもできます。これから新しくE-RYTになる方に求められるメンターシップの具体的な要件は、まだ発表されていません。
E-RYTには、継続教育の提供者(いまのYACEP)の指定が追加料金なしで付きます。
学校の資格
RYS200・RYS300・RYS500は、ひとつの「RYS」になります。いま持っているRYSは、それぞれ「200時間」「300時間」「500時間」のティーチャートレーニングとして、RYSに併記する「専門の指定」に変わります。
専門資格
RCYT(キッズ)・RPYT(マタニティ)・YACEP(継続教育の提供者)は、講師のRYT・E-RYTに併記する「専門の指定」になります。要件は変わらないと案内されています。2028年からは、会員の声を反映して専門の指定を増やしていく方針も示されています。
移行のタイムライン
| 時期 | 何が起きるか |
|---|---|
| 2027年1月 | 移行の受付が始まる。新しい評価・学習プラットフォーム・会員制度も開始 |
| 2027年12月31日 | 移行の期限。過ぎると資格は失効する |
| 2028年 | 専門の指定の拡充に会員の声を反映 |
| 2029年の更新まで | 既存のRYT・E-RYTの料金据え置きが続く |
| 2030年の更新期 | 継続教育が新しい要件に切り替わる |
受付が始まる具体的な日付は、2026年10月時点では発表されていません。
移行に必要なこと(講師)
公式の「Find Your New Credential」で資格を選ぶと、移行に必要な手続きが表示されます。2026年10月時点で案内されているのは次の3つです。
オンライン評価(無料)
- 40問。合格ラインは75%。受験は2回まで
- 範囲は、効果的な指導とリーダーシップ、倫理、安全、多文化のDEIB(多様性・公平性・包摂・帰属意識)の4つ。E-RYTは講師養成の項目が加わります
- ヨガ哲学は出題しないと公式FAQに明記されています
- 任意の対策コースが無料で用意されます
倫理と説明責任についての同意
同意(attestation)の手続きが必要です。倫理的な行動への同意は現在も会員の義務ですが、移行時に改めて手続きをする形になります。
CPR(心肺蘇生法)などの資格の提示
CPR・一次救命処置(BLS)、またはそれらと同等の有効な資格の提示が、2027年から新たに必要になります。ヨガアライアンスの会員向けに、CPR講習の割引も案内されています。日本のどの講習が「同等」として認められるかは、公式の公開ページでは確認できていません。
*評価を日本語で受けられるかどうかと、2回とも合格しなかった場合の扱いは、まだ発表されていません。評価や無料の対策コースの所要時間・言語は、公式の公開ページでは確認できていません。ヨガアライアンスへの問い合わせは、公式サイトの ヘルプセンター(英語)から行えます。
料金はどうなるか
金額はすべてUSD建てです。日本円での支払額は為替レートやカード会社の手数料によって変わります。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| いま登録しているRYT・E-RYT | 2029年の更新まで3年間、資格と会員の両方を現行の料金で据え置き(RYTの現行の年会費は65ドル) |
| 据え置き期間のあと、資格のみを保持する場合 | 3年で150ドル |
| 期限までに移行しなかった場合 | 資格は失効し、年会費65ドルは会員分だけの扱いになる。資格を戻すには再認定料150ドル(3年分) |
| 新規の申請料(現行) | RYT 50ドル(1回)、RYS 400ドル(1回) |
2027年からは、資格と会員が別々の扱いになります。資格のみの料金は上の表のとおりですが、新しい会員制度の料金と、2027年以降に新しく申請する方の申請料は、公式の公開ページではまだ確認できていません。公式ページには、料金と方針は変更される可能性があると注記されています。
継続教育はどうなるか
継続教育の要件は、2030年の更新期までは現行どおりです。いまの要件は ヨガアライアンスの更新方法 にまとめています。
2030年の更新期からは、RYTが3年で30時間、E-RYTが3年で40時間と案内されています。この時間に指導時間が含まれるかどうか、現行の要件(指導45時間+トレーニング30時間)とどう対応するかは、公式の公開ページでは確認できていません。提供者はヨガアライアンスに限らず、E-RYTか、その分野の専門性を示せる個人・団体の講座も認められると公式FAQに案内されています。専門性をどのように示すかの詳細は、公式の公開ページでは確認できていません。
いま資格を持っている人がやること
- 公式の「Find Your New Credential」で、自分の資格を選んで表示を確認する。ログインは不要です。移行後の資格と必要な手続きが表示されます
- 期限(2027年12月31日)を手帳に書く
- 自分の次の更新日を確認する。更新日が2027年12月31日より前の方は、更新と移行の順番がどうなるか、会員ポータルかヨガアライアンスへの問い合わせで確認してください
- CPRなどの資格の有効期限を確認する。移行の手続きのときに、有効な資格を示す必要があります。切れている場合は、どの講習が認められるかを公式で確認したうえで、手続きまでに有効な資格を用意してください
- 安全と倫理を学び直す。評価の範囲に入っています
これから資格を取る人へ
新しくRYTになるためのトレーニングは、2027年以降も200時間です。
料金の据え置きの対象は、現行のRYT・E-RYTとして登録済みの方と案内されています。これから受講する方が2027年1月より前に登録できるかどうかは修了の時期しだいで、2027年をまたいでトレーニングを受講している方の登録手続きは、まだ発表されていません。受講中の方は、学校からの案内を待ってください。
学校(RYS)はどうなるか
RYS200・300・500がひとつのRYSになり、持っているトレーニングの種類は専門の指定として併記されます。
移行には、学校・事業情報、講師陣、教育の枠組み(哲学・伝統・指導方針)の登録と、無料のオンライン評価(倫理、コンプライアンスと安全、価値観にもとづく事業運営、顧客対応、DEIB)、必要なポリシーの提出、倫理と説明責任についての同意が必要です。資格を持つ代表者(credential holder)のCPRなどの提示が求められる場合もあります(条件は公式の表示で確認してください)。
移行後は、毎年の簡単なチェックイン(倫理コミットメントの更新・講師資格の確認・受講生レビューへの返答)と、3年ごとのリフレッシャー講座と枠組み・方針の再提出が続きます。受講生レビュー(星評価)の移動平均が★3.5以上であることが求められ、下回った場合はヨガアライアンスによる確認と、改善計画(Rating Response Plan)の提出が必要になります。認証済みの受講生レビューにもとづく直近12か月の移動平均が★4.5以上の学校には、年に1回 Certificate of Excellence が与えられると案内されています。
料金は、いまのRYSは3年間現行の240ドル/年で据え置き、そのあとの再認定は3年で1,000ドルと案内されています。
まだ発表されていないこと・確認できていないこと
次の点は、2026年10月18日時点で公式の公開ページでは詳細が示されていません。「未発表」は、公式が触れているものの具体的な内容がまだ示されていない点、「確認できていない」は、公開ページに記載が見当たらない点です。いずれもこの記事を書くにあたって公開ページを確認した範囲での整理で、公式の発表があり次第、この記事を更新します。
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| 移行の受付が始まる具体的な日付 | 未発表(「2027年1月」とだけ案内) |
| 新しくE-RYTになるために示すメンターシップの時間の具体的な要件 | 未発表 |
| 評価に2回とも合格しなかった場合の扱い | 未発表 |
| 評価を日本語で受けられるか | 未発表 |
| 失効後に再認定を受ける場合の具体的な手続き | 未発表 |
| 新しい会員制度の料金 | 未発表 |
| 2027年をまたいでトレーニングを受講している方の登録手続き | 未発表 |
| 評価・対策コースの所要時間と言語 | 確認できていない |
| CPR等の「同等の資格」として日本のどの講習が認められるか | 確認できていない |
| 新しくE-RYTになる方に求められる、指導経験などトレーニング時間以外の要件 | 確認できていない |
| 2030年からの継続教育の時間に指導時間が含まれるか、提供者の専門性をどう示すか | 確認できていない |
| 2027年以降に新しく申請する方の申請料 | 確認できていない |
よくある誤解の整理
| よくある説明 | 正しくは |
|---|---|
| RYT500が無駄になる | RYT500もRYTになり、500時間分の学びはディレクトリのプロフィールに載せられると案内されている。メンターシップの時間を示せばE-RYTを取得することもできる |
| 2027年1月に資格が失効する | 1月は受付の開始で、移行の期限は2027年12月31日。自分の更新日が先に来る方は、更新と移行の順番を公式に確認する |
| 評価にヨガ哲学が出る | 出ない(公式FAQに明記) |
| 評価に落ちたら終わり | 受験は2回まで。2回とも合格しなかった場合の扱いは未発表 |
| 2027年からすぐ継続教育の要件が変わる | 変わるのは2030年の更新期から。それまでは現行どおり |
参考にした公式ページ
- Membership and Credentials, Reimagined for 2027(英語)
- Find Your New Credential(英語。いまの資格を選ぶと、移行後の資格と必要な手続きが表示されます)
- Expanding Together(ニュースルーム・2026年9月29日)(英語。制度変更の背景)
Find Your New Credential と Membership and Credentials のページは2026年10月18日に、ニュースルームの記事は2026年10月16日に確認しました。
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