*この記事は2026年7月27日にヨガアライアンス公式サイトとヘルプセンターで内容を確認して書いています。金額はすべてUSD建てです。

RYT200などのヨガアライアンス資格は、取得して終わりではありません。毎年の年会費の支払いと、3年ごとの継続教育の2つを続けることで資格が維持されます。この記事は、すでにRYTとして登録している方に向けて、更新の手順・費用・更新しなかった場合に何が起きるのかを公式情報にもとづいて解説します。

先に結論をまとめます。

いつ やること 費用
毎年 年会費を支払って会員を更新する RYT $65/年
3年ごと 継続教育(指導45時間+トレーニング30時間)を記録する 費用は受講する講座による

ヨガアライアンスの更新は2本立て。年会費は毎年1回、1年目・2年目・3年目とも$65。継続教育は3年のあいだに指導45時間とトレーニング30時間を満たせばよく、毎年こなす必要はない。3年のサイクルの起点はRYTを取得した日。初めて登録する年だけ、年会費とは別に申請料$50がかかる

更新しなかった場合は、公式ディレクトリから名前が消え、「RYT」の称号を宣伝物に使えなくなります。ただしアカウントは残り、あとから再申請なしで復帰できます。

ヨガアライアンスの更新料はいくらか

年会費はRYTの場合 $65/年 です。初めて登録するときだけ申請料$50が別途かかり、1年目の合計は$115になります(認定校でのトレーニングを経ない経験者向けパスウェイ ETP のみ、申請料は$85です)。

区分 金額
申請料(初回のみ・返金不可) $50
年会費 RYT $65/年
1年目の合計(RYT) $115
年会費 YACEP(継続教育の提供者) $85/年
年会費 RYS(認定校) $240/年・トレーニングプログラム1件につき
資格のアップグレード料 $50(年会費とは別)

RYT200からRYT500へ上げるようなアップグレードには、年会費とは別に$50がかかります。アップグレードの手続きをする前に、会員が有効な状態になっている必要があります。

支払いはすべてオンラインです。一括で支払う場合はデビット/クレジットカード、銀行口座、Google Pay、Apple Pay、Alipayが使えます。自動更新に設定する場合はデビット/クレジットカードか銀行口座のみです。小切手は受け付けていません。

金額はUSD建てのため、日本円での支払額は為替レートやカード会社の手数料によって変わります。

更新方法(手順)

更新できるのは更新日の90日前から

更新ボタンは更新日の90日前になるまで表示されません。更新は1年単位です。

更新日より前に手続きする場合

  1. yogaalliance.org にログインする
  2. 「Teacher Dashboard」を開く
  3. 「Renew Now」をクリックする
  4. 支払い方法を選ぶ(一括か自動更新かをここで選びます)
  5. 各ポリシーのリンクを開いて内容を確認し、同意のチェックを入れる
  6. 支払いを送信する

更新日を過ぎてしまった場合

  1. ログインして右上の「Dashboard」を開く
  2. 「How would you describe yourself?」で「teacher」を選ぶ(認定校の方は「school」)
  3. 表示される更新フローに沿って進める

過去の請求書は、ダッシュボードの「Billing」からPDFでダウンロードできます。

自動更新は選択制

自動更新は、自分で選んだときだけ有効になります。選んでいなければ自動で更新されることはありません。設定している場合は、更新日に登録済みの支払い方法へ自動で課金されます。

解除したいときは、ログイン後にダッシュボードを下にスクロールし、「Billing」タブ →「Auto Renewal」→「Turn Off Auto Renewal」の順に進みます。

3年ごとの継続教育(CE)

年会費とは別に、3年ごとに指導45時間とトレーニング30時間を満たす必要があります。

*数字が入れ替わって紹介されていることがありますが、公式の記載は指導が45時間・トレーニングが30時間です。

サイクルの起点はRYTを取得した日で、3年ごとにリセットされます。自分のサイクルがいつからいつまでかは、Teacher Dashboard →「My Training Hours」→「This Three-Year Cycle」の「Your current 3-year cycle」で確認できます。

対面とオンラインの区別はなくなりました

以前は「30時間のうち最低10時間は対面(contact hours)」という下限がありました。この下限は2023年7月19日の改定で撤廃されています。

ヨガアライアンスの継続教育トレーニング30時間の要件変更。2023年7月19日の改定前は30時間のうち対面が10時間以上必須で、遠隔は20時間まで。改定後は30時間すべてを遠隔で満たせる。コロナ特例により改定前もオンライン受講を対面時間に算入できる期間があった。2026年7月現在は対面と非対面の区別そのものが廃止されている

*コロナ禍の特例で、2023年12月末まではオンライン受講を対面時間に算入できました。2023年7月の改定は、この扱いを恒久的なものにしたという流れです。

いまはトレーニング30時間を、次のいずれの形式で満たしても構いません。

  • 対面(講師と同じ場所で受講する)
  • 同期オンライン(同じ時間にオンラインで集まり、リアルタイムでやりとりする)
  • 非同期オンライン(自分のペースで受講する)

現在の公式ヘルプセンターでは、contact/non-contact という区別そのものが廃止されたと明記されています。地方在住の方や、まとまった時間を取りにくい方でも、更新に必要なトレーニング30時間をすべてオンラインで満たせます。

会員は600時間以上のオンデマンド教材を利用でき、これもトレーニング時間に算入できます。

*これは資格を取ったあとの継続教育の話です。RYT200を取得するときの要件は別で、ヨガアライアンスの新基準は、いまどうなっているのかをご覧ください。

指導45時間に数えられるもの

指導時間は、ヨガスタジオや認定校での指導に限りません。次のようなものが含まれます。

  • グループクラス/プライベートクラスの指導
  • トレーニングの指導
  • 他の講師へのメンターシップやフィードバック
  • 友人・家族への指導
  • ボランティアや無償のクラス
  • オンライン指導(ライブ・録画とも)
  • 瞑想、ヨガ哲学、アーサナなどヨガに関連する内容の指導

録画コンテンツの場合は、視聴された回数ではなく、その指導そのものに要した時間を計上します。

記録の方法

トレーニング時間は、Teacher Dashboard →「My Training Hours」→「Add Training Hours」→「Taught by a YACEP」から登録します。検索するのは学校名ではなく講師個人の名前です。見つからないときは「Enter Course Manually」から手動で入力できます。YACEP経由で送った申請が10日たっても確認されない場合は、講師に直接問い合わせてください。

指導時間は、Teacher Dashboard →「My Teaching Hours」→「Add Teaching Hours」から登録します。1クラスずつでも、週ごと・月ごと・四半期ごと・年ごとにまとめてでも構いません。

3年で満たせそうにないときは延長を申請できる

指導45時間またはトレーニング30時間が期限までに満たせない場合、ヨガアライアンスにサイクルの延長を申請できます。ヘルプセンターから、会員ID・登録しているメールアドレス・延長したい理由・履行できる見込みの時期を伝えます。

更新しないとどうなるか

更新しなかった場合に起きることは次の3つです。

  1. 公式ディレクトリから名前が消える — ヨガアライアンスのディレクトリに掲載されなくなります
  2. RYT/RYSの称号を宣伝物に表示できなくなる — プロフィールや広告に「RYT200」と記載できなくなります
  3. 会員特典が使えなくなる — 無料の継続教育ワークショップ、会員向けリソース、割引などが利用できなくなります

資格そのものが消えるわけではない

ここは誤解されやすい点です。修了証はスクールが発行するものなので、スクールを修了したという事実と修了証は、更新の有無にかかわらず残ります。失われるのは「ヨガアライアンスに登録されている状態」です。

ヨガアライアンスを更新しない場合に失われるのは「登録されている状態」の中身で、ディレクトリへの掲載、宣伝物へのRYT表示、会員特典と無料講座の3つ。スクールの修了証は登録の外にあるため、更新の有無にかかわらず残る。アカウントも残るので、あとから更新を再開するときに一から申請し直す必要はない

そして、失効した期間の長さにかかわらず、いつでもログインして更新できます。アカウントの情報はそのまま残るため、一から申請し直す必要はありません。

更新するかどうかの判断材料

いま指導していない、しばらく教える予定がない、という方が更新を止めるのは選択肢のひとつです。一方で、次のような場合は維持したほうが動きやすくなります。

  • スタジオの募集要項に「RYT200以上」と書かれていることがある
  • プロフィールや名刺に資格を記載して活動している
  • 会員向けの継続教育を学びの機会として使っている

判断に迷う場合は、次の更新日までに教える予定があるかどうかを基準にすると整理しやすくなります。更新を止めたあとで気が変わっても、再申請なしで戻れます。

制度と料金の変遷

ヨガアライアンスの制度と料金は、少しずつ変わってきています。当サイトが確認できた範囲での変遷は次のとおりです。

項目 以前 現在(2026年7月)
継続教育のトレーニング30時間 最低10時間は対面が必須(2023年7月の改定前) すべて遠隔で可。対面/非対面の区別も廃止
申請料 $45(2013年12月時点) $50
年会費 $55(2013年12月時点) $65
1年目の合計 $100(2013年12月時点) $115
支払い方法 クレジットカードとPayPalのみ(2013年12月時点) クレカ・銀行口座・Google Pay・Apple Pay・Alipay

継続教育の要件は、ヨガアライアンス公式ページの改定前の版(2021年8月30日更新)と改定後の版(2023年7月19日更新)を出典としています。料金と支払い方法は、当サイトが2013年12月時点で掲載していた料金表(ヨガアライアンス公式料金表の当時の翻訳)が出典で、当時のページも残っています。小切手が使えない点は、当時からいまも変わりません。

出典

この記事の内容は、ヨガアライアンス公式の下記ページで2026年7月27日に確認しました。制度や金額は変更されることがあるため、手続きの前に公式ページもあわせて確認してください。

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