ヨガの国際資格「ヨガアライアンス」について詳しくお知りになりたい方へ

日本で最も歴史のあるヨガアライアンス正式認定校、アンダーザライト ヨガスクールでは、専門スタッフ、担当講師による無料セミナーを開催しています。アメリカ本部のスタッフと日々連携し、取得プロセス、申請方法、制度の変更など最新情報をお伝えしています。
無料セミナーの予約・スケジュールは下記から確認いただけます。
*外部のウェブサイトに移動します。
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ヨガアライアンスととアンダーザライトによる合同セミナーの様子(2019年7月開催)。
ヨガアライアンス本部よりDr. Christa Kuberry(Vice President of Standards)、Danielle Hayes(Director of Member Relations)が来日しました。
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ヨガアライアンスの名称

英文の正式名称はシンプルな「Yoga Alliance」ですが、日本ではさまざまな名称で呼ばれています。「全米ヨガアライアンス」「全米ヨガアライアンス協会」「全米ヨガ協会」などがそれですが、正式名称には「全米」や「協会」といった文字は含まれていません。
「ヨガアライアンス」または「米国ヨガアライアンス」が日本語名としては適当ではないでしょうか?
ヨガアライアンスの歴史
世界100ヶ国に90,000名(2021年5月現在)を超える会員を有する世界最大のヨガ資格認定団体「ヨガアライアンス」は、1999年に2つの団体が合併することで誕生しました。
一つはUnity in Yoga (1982年から、国際的なヨガカンファレンスの主催、スポンサードなどを行った団体)。もう一つは the Ad Hoc Yoga Alliance (1997年に設立されたボランティア組織。ヨガ講師の必要最低限の基準づくりを推進)。
1999年の9月より、”RYT®”s (Registered Yoga Teachers)と呼ばれる認定資格を発行し、約20年経過した現在、世界100カ国以上に資格取得者が存在します。
アメリカ、日本国内の登録ヨガインストラクターの推移は以下の通りです。
■ アメリカ
2009年1月 | 18,800名 |
2017年6月 | 46,800名 |
2019年7月 | 52,000名 |
2021年5月 | 54,000名 |
2023年2月 | 51,000名 |
2023年12月 | 50,500名 |
■ 日本国内
2009年1月 | 400名 |
2017年6月 | 900名 |
2019年7月 | 1,500名 |
2021年5月 | 2,200名 |
2023年2月 | 2,000名 |
2023年12月 | 2,000名 |
■ RYT200,RYT500の登録人数
日本:2,024名
世界:85,239名
*2023年5月10日 当社調べ
現在は、Jo-Ann Banceが会長を務め、過去にYoga Day USAなどのイベントも主催しました。

日本での拡がり
(1)国内ヨガスタジオの動き
日本では、beyoga(東京)、ヨガジャヤ(東京)などが、外国人またはバイリンガル講師によるプログラムを提供したのがはじまりのようです。
その後、綿本ヨーガスタジオ(東京)、アンダーザライト ヨガスクール(東京、スタジオが現存する最古のスクール)や関西圏のスタジオにも拡がり、現在は全国のヨガスタジオが認定を受ける動きが広まっています。
(2)海外ヨガスタジオの日本進出
2005年ごろから、海外の著名な指導者によるヨガアライアンスのプログラムが開始されました。
なかでも、ルイーザ・シアーが主宰する「Yoga Arts(オーストラリア)」のティーチャートレーニングは、その講師陣の質、参加者のレベルの高さは、当時、日本のヨガ関係者の間で大きな話題となりました。この卒業生が、東京都内の有名ヨガスタジオの主力インストラクターとして活躍し続けていることが、その証明になっていると思います。
その後、2007年頃から、ジヴァムクティ、ダーマなどニューヨークの著名なヨガスクールもいくつか来日しています。また、留学斡旋会社などが高額なヨガ留学を商品として販売する動きが出てきました。
ヨガアライアンスの問題点
何を何時間学ぶなどカリキュラムのガイドラインは示すものの、各認定校によってプログラムにはかなりの違いがあります。また受講者が事前にそれを把握するのが難しい、という問題もありました。
これらの問題を解決するために、2013年12月にシステムの改良がおこなわれました。新システムではRYS(ヨガアライアンス認定校)はシラバスを提供しなければなりません。
*「シラバス」は、教育プログラムの、詳細なアウトラインを見るときに必要なものです。
なぜ、なぜシラバスを提出しなければならないかという質問に対してヨガアライアンスからは以下の回答がありました。
RYSがヨガアライアンスの基準をきちんと満たしているかを確認するために、新しくRYSプログラムを評価する必要があります。さらに、シラバスの提出は、生徒がヨガアライアンス認定校を選ぶときに、各RYSでどんなことをしているのかを確認できるようにするためです。
ヨガアライアンスの評価
全米で巻き起こったヨガブームの中、それまでバラバラであった基準を統一したこと、スタンダードをつくったことは画期的なことでした。
ヨガインストラクターを採用する側の人たちからも、好意的に受け止められたことは想像に難くありません。世界約100ヶ国に取得者がいる権威ある資格と言ってよいでしょう。
ヨガアライアンスの受講資格
前述の集中コースでは、「2年以上の継続したヨガの練習経験」というコースが多く、すでに何らかの指導経験を持つ方が参加者の過半数を占める場合もあるようです。
初心者でも参加可能なコースも存在しますが、受講期間は当然ながくなりますので注意が必要です。また、集中コースでヨガのレベルは問わないというところは気をつけた方が良いかも知れません。
ヨガアライアンスの資格取得の費用
RYT200で45-65万円程度、RYT500でその1.5倍程度です。これは国際的な相場の金額であり、経験豊富な指導者であればどの地域で受講してもこの範囲だと思います。集中コースの方が安く受講できるケースが多いです。
また、広告などで「ヨガアライアンス、29.8万円!」などとうたっているケースは、先生や運営側に問題がある場合もありますので、詳しい方に聞いてみることをお薦めします。
ヨガアライアンスの資格取得の期間
2年以上の経験者であれば30日間程度の集中コースで取得するのが最短です。
初心者の受講を認めているアンダーザライト ヨガスクールでは、1年前後掛かります。
ヨガ初心者からインストラクターとして指導できるようになるのですから、最低限それくらいの習得期間は必要と思われます。
ヨガアライアンスのプログラム概要
(1) 2つのプログラム
RYT200で45-65万円程度、RYT500でその1.5倍程度です。これは国際的な相場の金額であり、経験豊富な指導者であればどの地域で受講してもこの範囲だと思RYT200(200時間)と上位資格であるRYT500(500時間)の2つのプログラムがあります。
前者はヨガ指導者として必要最低限の知識、スキルを身につけるコースと位置づけられています。各スタジオのウェブサイトにも、RYT200取得はヨガ指導者の第一歩、といった記述が多数見受けられます。
いっぽうで、RYT500はより実践的なトレーニングを積むための研修が主で、スクールによって内容もかなり差異があるようです。また、RYT200を取得したスクール以外でもRYT500の受講が可能となっています。
詳しくは下記をご覧ください。
(2)受講の形態、開催頻度
海外:
もともとは、受講期間が1ヶ月前後の集中コースとしてはじまり、発祥の地であるアメリカではほとんどのプログラムが現在でも集中コースのようです。したがって、長期の休暇がとれる方でないと受講は難しいのが実情です。さらに、ほとんどのヨガスタジオが、年に数回しか開催していません。なお、ヨガアーツなど、一部の機関では前期と後期に分けて受講しやすいように配慮されているプログラムもあります。
国内:
海外と同様に集中コースが主流です。なかなか休みが取れない現職のヨガインストラクターが受講しにくい環境といえます。そのような中、通学制を採用するヨガスクールもいくつか登場し、人気を集めています。
ヨガアライアンスとアンダーザライトによる合同セミナーの様子(2019年7月開催)。
ヨガアライアンス本部よりDr. Christa Kuberry(写真右)、Danielle Hayes(写真左)が来日しました。
ヨガアライアンスの会員向けサービス
»RYT会員向けに推奨している商品があり、会員割引で購入することができます。
ヨガアライアンス推奨サービスの一つに「ヨガインストラクター向け損害賠償保険」がありますが、日本では唯一、「ヨガの保険™」が、アジャストメントでのケガにも保険が適用されることから加入者が急増しています。
[2019/11/01 更新]
ヨガインストラクター自身の仕事中のケガ(傷害)も補償できるようになりました。
[2020/04/01 更新]
オンラインレッスン中の事故も補償できるようになりました。
ヨガの国際資格「ヨガアライアンス」について、もっと詳しくお知りになりたい方へ
ヨガアライアンス推奨サービスの一つに「ヨガインストラクター向け損害賠償保険」がありますが、日本では唯一、「ヨガの保険™」が、アジャストメントでのアンダーザライト ヨガスクールでは、専門スタッフ、担当講師による無料セミナーを開催し、取得プロセス、申請方法、制度の変更など最新情報をお伝えしています。
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