*この記事は2026年7月にヨガアライアンス公式サイト・公式ディレクトリで数値を確認し、更新しています。データは定期的に更新します。

日本のヨガアライアンス登録者数・登録校数は、どう推移してきたのでしょうか。この記事では、公式ディレクトリの登録データをもとに日本のヨガ資格市場を読み解きます。

世界と日本の登録状況

ヨガアライアンスには、世界100カ国以上で約10万名の会員が登録しています(2026年7月時点の公式サイト表記)。

*この「会員」には、インストラクター(RYT)と認定スクール(RYS)の両方が含まれます。インストラクターだけの人数とは集計の範囲が異なります。

インストラクターと認定スクールを分けて見ると、次のようになります。

アメリカ 日本
RYT(登録インストラクター) 約44,300名 1,218名
RYS(登録スクール) 約3,200校 194校

*いずれも2026年7月23日に公式ディレクトリで確認した実数です。ディレクトリにはプロフィールを公開設定にしている会員のみが表示されるため、実際の登録者数はこれより多い可能性があります。

日本のRYS登録校数の推移

日本では2006年にBe Yogaジャパンが登録して以来、登録校が増え続けてきました。

日本のRYS(認定スクール)登録校数の推移。2019年 約160校、2021年 200校、2024年 230校、2026年* 194校。*印は2025年のディレクトリ刷新後の測定のため、それ以前と単純比較できません

日本のRYS登録校数
2019年 約160校
2021年 200校
2024年 230校
2026年* 194校

2026年7月23日時点の194校のうち、RYS200を持つ学校は192校です。

*2025年にヨガアライアンスが登録校ディレクトリのシステムを刷新しており、掲載の条件や拠点の数え方が変わった可能性があります。そのため、*印の2026年の値を2024年以前と単純に比較して「減少した」と判断することはできません。

日本のRYT登録者数の推移

日本のRYT(登録インストラクター)登録者数の推移。2019年 約1,500名、2021年 約2,200名、2024年 約2,000名、2026年* 1,218名。*印は2025年のディレクトリ刷新後の測定のため、それ以前と単純比較できません

日本のRYT登録者数
2019年 約1,500名
2021年 約2,200名
2024年 約2,000名
2026年* 1,218名

*2026年の値は、2025年のディレクトリ刷新後に測定した実数(2026年7月23日時点)です。刷新で掲載の条件が変わった可能性があるため、2024年以前の値と単純に比較して「減少した」と判断することはできません。

コロナ禍で日米の明暗が分かれた

2020年のコロナ禍以降、多くのヨガスタジオが閉鎖を余儀なくされました。その影響で、アメリカではRYT登録者数が5%減少し、RYS登録校数は20%減少しました。

一方、日本ではRYT登録者数が約30%増加し、RYS登録校数は約40%増加しています。この増加は、オンラインでヨガアライアンスの資格が取得可能になったことが要因だと考えられます。

コロナ禍で分かれた日米の明暗(2020年以降の増減)。アメリカ RYT登録者数 -5%、アメリカ RYS登録校数 -20%、日本 RYT登録者数 +30%、日本 RYS登録校数 +40%

当初オンライン受講は2023年12月31日までの時限措置でした。しかし現在は「100%オンライン」「100%対面」「ハイブリッド」での受講が正式に認められています。オンラインでの資格取得が続く以上、日本のヨガインストラクターは今後も増えていくと予想されます。

👉 受講形式ごとの特徴や費用相場は ヨガ資格取得完全ガイド にまとめています。

新基準は、いまどうなっているのか

ヨガアライアンスは2020年に、認定スクールの基準を引き上げる「Elevated Standards(強化基準)」を発表しました。しかし既存校の移行手続きは、2026年7月現在も停止しています。新基準で審査されるのは、これから申請する学校です。

そのため、同じRYT200でも学校ごとの中身の差は、資格の名称からは見えにくくなっています。

👉 詳しくは ヨガアライアンスの新基準は、いまどうなっているのか をご覧ください。

日本のRYS登録校の内訳(種類別)

2026年7月23日時点の公式ディレクトリによる内訳です(重複登録あり)。

資格の種類 登録校数
RYS200 192校
RYS300 85校
RPYS(マタニティ) 26校
RCYS(キッズ) 18校
RYS500 10校

ほぼすべての登録校がRYS200(200時間コース)を提供しています。RYT200が「まず取得する資格」として定着していることがわかります。

日本の登録校で教えられているヨガの種類

*2026年7月23日時点

ヨガの種類 登録校数
フロー系ヨガ 88校
アライメント指向のヨガ 83校
やさしいヨガ 72校
スピリチュアル指向のヨガ 62校
専門的なヨガ 52校
フィットネスヨガ 41校
ホットヨガ 16校

日本のRYT登録者の内訳(種類別)

日本の登録インストラクター1,218名の内訳です(重複登録あり。2026年7月23日時点)。

資格の種類 登録者数
RYT200 1,218名
E-RYT200 482名
RYT500 421名
E-RYT200&RYT500 277名
E-RYT500 251名

日本のRYT登録者が教えているヨガの種類

*2026年7月23日時点

ヨガの種類 登録者数(1,218名中)
フロー系ヨガ 141名
やさしいヨガ 132名
アライメント指向のヨガ 115名
専門的なヨガ 89名
スピリチュアル指向のヨガ 78名
フィットネスヨガ 76名
ホットヨガ 34名

まとめ

日本のヨガアライアンス登録は、コロナ禍を経てむしろ拡大しました。オンライン受講の恒久化により、この流れは今後も続くと見られます。

一方で、新基準への移行が止まっているいま、学校ごとの違いは資格の名称からは見えにくくなっています。また、経験の浅いインストラクターの多くが無保険で活動しているという課題もあります。資格取得とあわせて、学ぶ場所の見極めと、指導者としての備えも考えていきたいところです。

出典: ヨガアライアンス公式ディレクトリでの定点測定(2019年〜2026年)。2026年の値は2026年7月23日に現行ディレクトリ(app.yogaalliance.org)で確認した実数です。世界の会員数は公式サイト表記(2026年7月確認)。


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