relaxed sportswoman practicing yoga on mat in green garden

はじめに

ヨガは健康やストレス緩和の手段として広く定着しており、ますます多くの人がヨガクラスに参加しています。そのため、質の高い指導を提供するヨガインストラクターの需要が高まっています。本記事では、ヨガインストラクター資格の取得方法とその重要性について説明します。

ヨガインストラクターに必要なスキル

ヨガインストラクターには、以下のスキルが必要です。

  1. 基本的なアーサナの理解: ヨガインストラクターは、さまざまなポーズやアライメントを理解し、生徒に適切な指導を行う必要があります。
  2. 呼吸と瞑想: 呼吸や瞑想を指導する能力は、ヨガインストラクターにとって不可欠です。瞑想のページでは、瞑想の効果について説明しています。
  3. 解剖学と生理学: 生徒のカラダを安全にサポートするために、解剖学と生理学の知識が重要です。
  4. 教える技術とコミュニケーション能力: 生徒と適切なコミュニケートをとり、ヨガの知識を伝える力が求められます。
  5. ヨガ哲学と倫理: ヨガの歴史や哲学、倫理に関する知識も、ヨガインストラクターにとって重要です。ヨガの書籍を読むことで、これらの知識を深めることができます。

ヨガインストラクター資格プログラム

ヨガインストラクター資格は、ヨガアライアンスが認定する資格が業界標準となっています。ヨガアライアンスでは2つの資格プログラムを認定しています。

  1. RYT 200: 基本的なヨガの知識と技術を習得するための200時間のプログラム
  2. RYT 500: RYT 200を取得したインストラクターが、更なる知識と技術を身につけるための300時間のプログラム

その他の資格プログラムとして、 特定のヨガスタイル(アイアンガーヨガ、アシュタンガヨガ等)やテーマ(キッズ向け、妊婦向け等)に焦点を当てた資格プログラムも存在します。

資格取得の手順

ヨガインストラクター資格を取得するには、以下の手順を踏む必要があります。

  1. 適切なプログラムの選択: 自分の目標やスキルレベルに応じて、プログラムを選びます。将来、ヨガインストラクターを職業として考えてないのであればRYT200で十分。本格的にヨガインストラクターとして活動することを考えているのであればRYT500を目指すのがよいでしょう。
  2. 履修要件と学習時間: 各プログラムには一定の履修要件があり、指定された学習時間を満たす必要があります。詳細はヨガアライアンスの新スタンダードから確認できます。ヨガ
  3. 試験と評価: プログラム終了後、筆記試験や実技試験を受け、評価基準をクリアすることで資格が与えられます。ヨガアライアンスへの登録申請方法は**資格申請ページ**を参照してください。

資格更新と継続教育

一定期間ごとにヨガインストラクター資格の更新が必要です。また、継続教育を通じてスキルの向上や知識のアップデートが求められます。ワークショップに参加することで、継続教育を受けることができます。

ヨガインストラクター資格取得のメリット

ヨガインストラクター資格は国家資格ではありませんが、ヨガインストラクター資格(ヨガアライアンス)を取得することで、以下のメリットが得られます。

  1. 信頼性の向上: 資格を持つことで、クライアントや雇用主からの信頼が高まります。
  2. クライアントの安全性の確保: 適切な知識や技術を持つことで、クライアントの安全を守ることができます。ヨガの保険への加入をオススメしています。
  3. キャリアリアアップの機会: 資格を持つインストラクターは、より多くの指導の機会や高い報酬を得ることができます。また、特定の専門分野を深めることで、ヨガインストラクターとして独自のニッチを築くことも可能です。
  4. ヨガコミュニティへの貢献: ヨガインストラクター資格を持つことで、ヨガコミュニティに対する貢献度が向上し、他のヨガインストラクターや生徒とのネットワークが広がります。オンラインを活用することもオススメです。

まとめ

ヨガインストラクター資格は、信頼性を高めるために重要です。資格取得を通じて、ヨガインストラクターとしてのスキルを磨き、得意とする専門性を深め、生徒の成長を促し、ヨガコミュニティに貢献することができます。資格取得に興味がある方は、アンダーザライトで提供されているさまざまなプログラムを検討してみてください。

卒業後も活躍できる!おすすめのヨガインストラクター養成スクール5選

1.UTL(アンダーザライト ヨガスクール)

出典:UTL(アンダーザライト ヨガスクール)

チャリティクラスで実践の場を提供、学びをアウトプットできる

ヨガスクールのパイオニア的存在のUTLでは、全米ヨガアライアンス認定者の3人に1人がUTLで資格を取得しています。

ヨガインストラクター養成コースでは、RYT200のカリキュラムが単位制コースとなっており、分割受講が可能。ライフスタイルやレベルに合わせて資格取得を目指すことができます。

TT1(初級コース)、TT2(中級コース)、TT3(上級コース)を受講すると『アンダーザライト公認ヨガインストラクター』資格が取得でき、終了時には、自分でプログラムしたヨガクラスの開催ができるようになります。

また、主にTT3修了生を対象としたチャリティクラスオーディションを不定期で開催。オーディション合格者はスタジオレギュラークラスを3か月間担当することができ、学びをアウトプットする場が提供されます。

・ヨガアライアンス(国際的なヨガ資格発行団体)認定者の3人に1人がUTLで資格を取得。
・「日本初」単位制コースを開始したヨガスクールのパイオニア。
・コース修了生を対象としたチャリティクラスオーディションを開催。オーディション合格者はスタジオレギュラークラスを3か月間担当することができる。

スクール名 UTL(アンダーザライト ヨガスクール)
URL https://underthelight.jp
費用 499,999円(税込)〜
期間 6か月〜
受講場所 スタジオ+オンライン受講、もしくは完全オンライン受講の選択が可能
主な取得可能資格 アンダーザライト ヨガスクール認定ヨガインストラクター
米国ヨガアライアンスRYT200(Registered Yoga Teacher 200)*要申請
ヨガ安全指導員

2.FIRSTSHIP(ファーストシップ)

出典:FIRSTSHIP(ファーストシップ)

卒業後も充実したサポート、ヨガインストラクターとしての就職をフォロー

国内最大規模のヨガスタジオLAVA(ラバ)のヨガインストラクター専門学校「FIRSTSHIP(ファーストシップ)」は、卒業生は1万人以上に達し、国内外で活躍しています。

全ての人が資格取得を目指せるように、ヨガインストラクター合格保証制度を実施。国内プログラムであれば、内容を十分理解するまで授業は何度でも無料受講が可能です。

約1か月で修了を目指す短期集中コースやあらかじめ決められたスケジュールでカリキュラムを学んでいくコースがあり、自分のペースに合わせて学びを深めていくことができます。

資格取得後は、LAVAのオーディション対策や書類選考の免除といったインストラクターとしての就職をフォロー。トレーニングクラスが卒業生割引で受講できるなど、ヨガインストラクターとして着実に活動したい人をバックアップする制度が充実しています。

・FIRSTSHIPを運営する株式会社LAVA Internationalは、日本最大級のヨガスタジオLAVAも運営。
・全ての人が資格取得を目指せるように、ヨガインストラクター合格保証制度を実施。
・資格取得後は、LAVAのオーディション対策や書類選考の免除といったインストラクターとしての就職をフォロー。

スクール名 FIRSTSHIP(ファーストシップ)
URL http://www.firstship.net
費用 398,000円(税込)〜
期間 1か月〜
受講場所 スタジオ+オンライン受講、もしくは完全オンライン受講の選択が可能
主な取得可能資格 米国ヨガアライアンスRYT200(Registered Yoga Teacher 200)*要申請

3.YMC メディカルトレーナーズスクール

出典:YMC メディカルトレーナーズスクール

ヨガ初心者からでもインストラクターになれる、卒業後のサポート体制も万全

ヨガインストラクターをはじめ、ベビーマッサージや整体師、セラピスト、アロマセラピーが学べる資格取得の総合スクールが「YMC メディカルトレーナーズスクール」です。

スクールに通う約半数以上が初心者からスタート、仕事や子育て、家事の合間でも資格が取得できると定評があるスクールです。

体に関する学びを提供する総合スクールだからこそ、運動解剖学・運動生理学など座学が充実しているのが特徴。整体理論骨盤調整方法も一緒に学びを深めることができます。

担任制・固定制の受講スタイルで、生徒一人ひとりに専任の就職をサポート。独立開業の相談やYMC独自のルートにてオーディション受験が可能など、インストラクターとしての活動を卒業後もサポート体制が整っています。

・スクールに通う約半数以上が初心者からスタート
・運動解剖学・運動生理学など座学が充実。整体理論骨盤調整方法も一緒に学びを深めることができる。
・独立開業の相談やYMC独自のルートにてインストラクターオーディション受験が可能。

スクール名 YMC メディカルトレーナーズスクール
URL https://ymcschool.jp
費用 568,000円(税込)
期間 2か月〜
受講場所 スタジオ受講、もしくは完全オンライン受講の選択が可能
主な取得可能資格 米国ヨガアライアンスRYT200(Registered Yoga Teacher 200)*要申請

4.リブウェルインスティテュート

出典:リブウェルインスティテュート

初心者でも安心の確立されたメソッドによるシンプルな指導方法

女性専用ホットヨガスタジオ「HOT40YOGA」や「Studio BOWSPRING」を展開するリブウェルが運営するヨガスクール「リブウェルインスティテュート」。アメリカ発最先端の医学を取り入れたBOWSPRING YOGAを普及している日本唯一のスクールです。

ヨガ初心者でもインストラクターを目指せるように、たった10個の原則を覚えれば卒業の翌日からクラスができる実践主義のメソッドを確立。わかりやすくシンプルな指導方法が特徴です。

座学と演習の時間が半々で、特に演習はティーチングの授業を多く取っているので飽きることなく講師の資質を身につけることができます。

卒業後はSNSを中心に、チャットワークや卒業生サロンといったコミュニケーションの場を提供。学んで終わりではなく、ヨガコミュニティを通じてヨガの知識を深めることができます。

・女性専用ホットヨガスタジオ「HOT40YOGA」や「Studio BOWSPRING」を展開するリブウェルが運営するヨガスクール
・ヨガ初心者でもインストラクターを目指せる、わかりやすくシンプルな指導方法が特徴。
・卒業後はSNSを中心に、チャットワークや卒業生サロンといったコミュニケーションの場を提供。

スクール名 リブウェルインスティテュート
URL https://www.livewell-institute.com
費用 335,500円(税込)
期間 10日間〜
受講場所 スタジオ受講、もしくは完全オンライン受講の選択が可能
主な取得可能資格 米国ヨガアライアンスRYT200(Registered Yoga Teacher 200)*要申請

5.OM YOGA(オムヨガ)

出典:OM YOGA(オムヨガ)

通いやすい単位制スケジュールでライフスタイルに合わせて資格取得を目指せる

アーサナ・瞑想・哲学・呼吸・思想の連携を通じて、〝ヨガのある人生〟へと導くことをモットーにしているヨガスタジオが「OM YOGA(オムヨガ)」です。

一流の講師から学ぶだけではなく、専門的なスキルと併せて自分が持つ本来の資質を見つけていくことを目指したRYT200取得に向けたカリキュラムを組んでいます。

アーサナや解剖学、ヨガ哲学といったカリキュラム以外に、クラスの構成法や指導法もあるので、卒業後も即戦力として活動することができます。

ヨガインストラクターとしてどのように活動すればよいか、WEBの活用方法、ブログ、ホームページの作成案内など、卒業後の就労サポートも充実。

また、受講ペースや場所が選べる単位制なので、最短1か月で資格取得が可能。授業振替も無料で、ライフスタイルに合わせて通えます。

〝ヨガのある人生〟へと導くことをモットーにしているヨガスタジオ。
専門的なスキルと併せて自分が持つ本来の資質を見つけていくことを目指したRYT200取得に向けたカリキュラム構成。
WEBの活用方法、ブログ、ホームページの作成案内など、卒業後の就労サポートも充実。

スクール名 OM YOGA
URL https://omyogagroup.com
費用 374,000円(税込)
期間 20日間〜
受講場所 スタジオ受講、もしくは完全オンライン受講の選択が可能
主な取得可能資格 OMYOGA認定
米国ヨガアライアンスRYT200(Registered Yoga Teacher 200)*要申請

6.ヨギー・インスティテュート

出典:ヨギー・インスティテュート

資格取得後もスキルアップができるコースが充実、キャリアアップをサポート

ヨガだけでなく、ピラティス、ビューティ・ペルヴィス®、瞑想の4つのプログラムに特化したプロフェッショナルなインストラクターを養成するための専門スクールが「ヨギー・インスティテュート」です。

インストラクター認定資格取得のための養成コースをはじめ、プロのインストラクターを輩出する教育機関として、スクール設立から約10年以上の実績があります。

系列スタジオ「スタジオ・ヨギー」のインストラクターは合格率約1割といわれる中から、さらに選ばれた高度の知識を持った講師が養成コースを担当。より真に迫ったスキルを学ぶことができます。

養成コースには専任スタッフのコンシェルジュを全国に配置し、資格取得を目指す一人ひとりをサポート。卒業後も資格やスキルを活かせる仕事紹介も。また、スタジオ・ヨギーのインストラクター採用オーディションを受けることも可能です。

さらに、資格取得後もスキルアップができるコースが充実。インストラクターとして学び続け、成長する人をバックアップします。

・プロのインストラクターを輩出する教育機関として、スクール設立から約10年以上の実績。
・資格取得後は、スタジオ・ヨギーのインストラクター採用オーディションを受けることも可能。
・資格取得後もスキルアップができるコースが充実。インストラクターとして学び続け、成長する人をバックアップ。

スクール名 ヨギー・インスティテュート
URL https://yoggy-institute.com
費用 473,550円(税込)〜
期間 3か月〜
受講場所 スタジオ受講、もしくは完全オンライン受講の選択が可能
主な取得可能資格 ヨギー・インスティテュート認定
米国ヨガアライアンスRYT200(Registered Yoga Teacher 200)*要申請

7.yogaworks(ヨガワークス)

出典:yogaworks(ヨガワークス)

ヨガの本質と基礎を偏りなく学べる、卒業後の働き方の可能性も多数

「yogaworks(ヨガワークス)」は1987 年にアメリカ・カリフォルニア州で生まれたヨガのスタジオで、全米にスタジオを展開しています。スタジオを創設した上級アシュタンガ指導者、上級アイアンガー指導者達によってティーチャートレーニングプログラムが発展、世界4大陸、20カ国、50都市以上で開催される国際的なトレーニングプログラムとなっています。

現代のヨガのベースとなっているアイアンガーヨガ、アシュタンガヨガ、デシカチャーの指導法を取り入れたカリキュラムで、ヨガの本質と基礎を偏りなく学ぶことができます。

また、ヨガワークスを運営する株式会社ZEN PLACEは、ヨガ・ピラティススタジオ「zen place pilates」、「zen place yoga」、「zen place hot yoga」や訪問看護ステーション・リハビリデイサービスを全国に展開。スタジオインストラクターや受付の採用も積極的に行なっており、卒業後の就職先を全面サポートしてくれます。

・世界4大陸、20カ国、50都市以上で開催される国際的なトレーニングプログラムを展開するヨガスタジオ。
・アイアンガーヨガ、アシュタンガヨガ、デシカチャーの指導法を取り入れたカリキュラムで、ヨガの本質と基礎を偏りなく学ぶことができる。
・全国に展開するヨガ・ピラティススタジオ、訪問看護ステーション・リハビリデイサービスへの就職を全面サポート。

スクール名 yogaworks(ヨガワークス)
URL https://www.yoga-works.jp
講座名 ヨガワークスティーチャートレーニング200時間(RYT200)
費用 507,100円(税込)
期間 5か月間
受講場所 スタジオ実習
主な取得可能資格 米国ヨガアライアンスRYT200(Registered Yoga Teacher 200)*要申請

卒業後すぐに活躍できるヨガインストラクターを目指しましょう!

ヨガインストラクターとしての資格を取得できたとしても、そのあとに自立できるのか不安という人も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介した養成スクールでは、指導実践に力を入れていたり、ヨガを教える場を提供していたりとさまざまありますので、是非参考にしてみてくださいね。

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