ヨガは先生によって、ポーズの取り方が違う?!
先週日曜日は、AKICというヨガ解剖学の授業1日目でした!
1日目は、骨格!朝9時から、夕方6時までひたすら骨格について学びました。
始まる前は難しそう、、と気が進まなかったのですが、
教えてくださったのが私の大好きな先生の一人でもある野村賢吾先生と中村尚人先生だったので、
とにかく笑いは絶えなく、学びも多い、楽しいクラスでした!
頭の上からつま先まで全ての骨格を、
ガイコツ君、教科書、また自分たちの身体を使って名称を覚えながら、
ヨガのポーズを取った時にどのように動くのか、動かないのかを学びます。
こうして勉強してみると、
どんなに私達が自分の身体を知らないで毎日生活しているのかがわかります。
身体のつくりは、全員違うので、インド人がしているポーズを日本人がしようとしても体の構造的に不可能なものもありますし、いつも通っているヨガの先生のポーズを全く同じようにしようとしなくて良いのです。
ポーズを”完璧”にしようとするのは、ヨガの哲学とは違う、、という話も出ました。
ヨガは先生によって、ポーズの取り方が違う場合があります。
どの先生があっているの??と疑問を持つ人もいるでしょう。
答えは、「そのポーズの目的による」です。
三角のポーズの場合
例えば、
ウッティタ・トリコナーサナ (三角のポーズ)の場合。
二人の先生が違う指導をしています。
先生①:「下の手は出来るだけ足首か地面につけてください」
(⬇︎私の左手を置いている場所と身体の折り曲がり角度に注目)
先生②:「下の手は地面につけなくても良いので、身体の側面ラインを両側とも伸ばしてください」
(⬇︎私の左手を置いている場所と身体の折り曲がり角度に注目)
手を地面につけながら身体の両側面を完全に伸ばすのは不可能です…!
それでは、どちらが合っているのか?と思いますが、
それぞれの動きには違う目的はあるので、どちらが正解、というのは無いです。
先生①の目的は、前脚ハムストリングやふくらはぎのストレッチ。
先生②の目的は、身体を持ち上げる腹筋の活性化。
(他にも目的は含まれますが、ここが大きな違い)
ポーズを取るときは、「このポーズの目的はなんだろう?」と考えてみてください。
目的は1つではなく複数ありますよ。
なんとなく先生のポーズを真似しているよりも、達成感が味わえるはず。
身体歪みチェック
特に注意して勉強したのは、ヨガによって怪我や痛みを起こさないように、
生徒さんに伝える事やその伝え方。
男性と女性の体つきは異なり、怪我しやすいポーズも違います。
その人のクセや生まれ持った体型も知る必要があります。
自分たちの身体の歪みをまず知る事で、他人の身体の歪みの可能性を理解します。
パートナーになって、お互いの身体歪みチェック!
常に同じ方の脚を組んだり、同じ方でバッグを持ったり、寝る方向などで身体は変化するので、
日々バランス良く、を心がけて怪我や体への負担を予防してみましょう!
来週は続けて解剖学クラスですが、「筋肉」の1日です!ワクワク!
それまでに宿題を終わらせ、骨格の復習に励みます。
皆様夏の終わりを楽しんでください:)
ナマステ