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【ヨガアライアンスQ&A】ヨガアライアンス新基準に関するFAQ

ryt 02/04/2020

最終更新日:2019年7月3日

*ヨガアライアンスのニュースレターを日本語に翻訳し、掲載しています(掲載許可済み)。

 

新しいRYS 200の基準に対応するためには、いつ自分のシラバスをアップデートする必要がありますか。

現在活動中のRYSでしたら、2020年の更新日以降1年の間にシラバスやカリキュラムのアップデートを行い、提出してください。例えば、更新日が5月1日だった場合、現行のRYS 200の基準で2020年の更新を行うことはできますが、2021年5月1日までにはカリキュラムをアップデートし新基準に対応したものにする必要があります。

RYS 200の認定を以前に受けていたものの現在活動休止中ということでしたら、まず再登録してください。その後、2020年の更新日から1年以内にアップデートしたカリキュラムを提出してください。

2020年2月1日以降にRYS 200の認定を申請するスクールは、新基準に対応したシラバスやカリキュラムで申請してください。実施スケジュールの全体的な概要は<こちら>でご覧いただけます。

RYS 200の認定を新規に申請するスクールやプログラムの場合、いつから新基準に沿った申請でなければなりませんか。

2020年2月1日以降にRYS 200の認定を新規に申請するスクールは、新基準に沿った申請をしてください。実施スケジュールの全体的な概要は<こちら>でご覧いただけます。

2020年内の次回更新までにシラバスを提出しなかった場合はどうなりますか。

2020年の次回更新までにシラバスを提出しなかった場合、2021年の認定更新は行えません。ヨガアライアンス認定を取得していないスクールということになり、受講者の皆さんはトレーニングの受講を完了してもヨガアライアンスの登録はできなくなります。

新基準では、リードトレーナー、ティーチャートレーナー、または他のトレーナーの関連での必要条件の変更はありますか。

あります。2022年2月1日以降、すべてのRYS 200のリードトレーナーはE-RYT 500の認定を得ていなければなりません。E-RYT 500の認定を得るための必要条件は<ここ>でご覧になれます。この期日以前は、現在のリードトレーナーの認定条件が有効です。現時点では、ティーチャートレーナーや他のトレーナーの関連での必要条件の変更はありません。

2022年2月以降は、リードトレーナーがより高いレベルの認定を必要とするのに加えて、RYS 200の講習時間の75%が1人若しくは複数のリードトレーナーによる指導でなければならなくなります。言い換えると、1人若しくは複数のリードトレーナーが200時間のトレーニング中の150時間を指導する必要があるということになります。残りの25%の講習時間は他のトレーナーによる指導が可能です。この点についてのさらに詳しい説明は<こちら>でご確認いただけます。

RYS 200の新基準の導入の一環として、ヨガアライアンスは再認定を行う必要があるということでしょうか。

その通りです。新たな認定制度のもとでは、各スクールは、RYS 200の認定を最初に申請した時点から3年毎に再認定を繰り返し受けていくことになります。例えば、ある新しいスクールが2020年2月1日に申請を行い、2020年4月30日に認定を受けた場合、次は3年後の2023年の2月から4月の間が再認定プロセスの期間になります。ヨガアライアンスでは、今後、各スクールと連絡を密にして、再認定プロセスについての情報共有を進めていきます。

アップデートしたシラバスを提出するにあたって料金の支払いは必要でしょうか。

必要ありません – アップデートしたシラバスの提出は無料です。

新基準導入に伴って登録料や会費は変更されますか。

申請費(400米ドル)や年会費(240米ドル)に変更はありませんが、これらの料金の支払いプロセスが若干変更されます。

2019年7月15日以降、各スクールは一度に1年の期間しか更新できないようになり、また、更新にあたっての料金の支払いは更新日前の3ヶ月以内でなければならなくなります。例えば、更新にあたっての料金の支払い期日が2019年11月15日の場合、支払いが可能となるのは2019年8月15日で、更新が適用される期間は2020年11月15日までです。

2020年2月1日以降、また、RYS 200の新基準に沿った申請を行う際、各スクールは申請費と年会費の2つを同時では無く別々に支払うことになります。各スクールは申請時に申請費を支払い、その承認後に、年会費を支払ってヨガアライアンスへの参加を選択するという流れです。年会費の支払い後、スクールの誇りとしてヨガアライアンスRYS認証を掲示したり、ヨガアライアンス会員のみが受けられる便益を利用することが、各スクールにおいて可能となります。

各スクールが負担するコストは<こちら>でご確認いただけます。

現行のシラバスをアップデートし提出しなければならないのはなぜでしょうか。

今回の基準の変更は、基準レビュープロジェクトを通して、ヨガアライアンス会員の皆様並びにより広範なヨガ関連コミュニティから得られたフィードバックを反映したものとなっています。コミュニティーからは、認定の価値と整合性を維持改善、熟練したヨガ講師の育成の促進、およびヨガ講習に伴う説明責任と安全性の確保のサポートなどを、ヨガアライアンスに求める声が聞かれました。

ヨガアライアンスの基準の進化は、寄せられた期待にお応えするための第一歩です。RYSプログラムのアップデートを精査し基準が継続的に満たされていることを確認するために、3年後の再認定プロセスを設けることも同じ考えに基づいています。ヨガアライアンスでは、今後も会員の皆様からのご意見をお聴きし、多くを学んでいきたいと考えています。変更について何かご質問がございましたら、ヨガアライアンスの会員サポートチーム(Eメール:info@yogaalliance.org、電話番号:1-888-921-9642)にご連絡ください。

こうした変更によりRYS 200は本当にレベルが高くなるのでしょうか。

もちろんです!非接触時間を無くすことで、受講生がスクールで過ごす時間が、対面式であれオンラインであれ、確実に増加します。いくつかのスクールでは現在180時間(現行基準)ですが、これが全スクールで200時間(新基準)になります。4つのカテゴリーと13種の能力を含む共通コアカリキュラムの全RYS 200での採用により、ヨガの基礎的概念の理解の共有が実現します。

また、各スクールは、多岐にわたる系統、スタイル、方法論の中から関心の高いものや実践してきたものの講習を、外部からの管理規則無しに、自在に行うことが可能となります。リードトレーナーがRYS 200カリキュラムの75%を担当し、RYS 200のリードトレーナー全員が2022年2月までにE-RYT 500の認定を受けなければならないという必要条件により、経験を積み確固とした立場のある講師が将来の講師を育てることが可能になります。

また、今回導入される評価の制度化や申請手順の拡張、さらには新規行動規則といった説明責任の方策は、自律性を持ったヨガコミュニティの強化と拡大に繋がっていきます。

今回導入される説明責任の方策で、全てのスクールがアップデートされた基準に応じるようになりますか。

そうなります。ヨガアライアンスでは、自律性を持ったコミュニティの枠の中で各スクールが説明責任を果たせる方策を継続的にアップデートしています。ヨガアライアンスを選択して下さったスクールのすべてが、会員間で共有している基準に沿ってくださるように全力を尽くしています。20項目のチェックリストの導入、学術的な形式の専門家による評価委員会の設置、さらには、説明責任を果たす能力の向上と苦情対応を通したコンプライアンスの確認のための定常的なポリシーの更新といった申請プロセスの強化がこれまでの取り組みに含まれます。

さらに、RYS 200の新基準の導入により、それぞれのRYS認定保持者は、ヨガアライアンスの行動規則への支持と準拠が求められることになります。つまり、苦情対応、性的不品行、行為規範、返金などにおいて、各スクールは、同一のポリシーをヨガアライアンスと共有することになるわけです。ハラスメント防止と非報復についての条項がこうしたポリシーには含まれることになります。加えて、各スクールでは、その受講生の知識や技能、経験を、13種の能力の観点から正しく評価し、修了者が質が高く安全なヨガ講習を実施するための基礎知識を得ていることを確実なものとしなければなりません。

シラバスをアップデートする時間が無い場合にはどうすれば良いでしょうか。

今回の変更が多くのスクールにとって非常に大規模で、時間や他のリソースに影響を与え得ることに配慮したいと考えています。変更の規模の大きさはタイムライン作成時に考慮に入れました。これは、各スクールのレベル向上を確認可能な進捗スピードで着実に行い、各会員に順応と変化に要する時間的余裕を提供するためです。

現行の全てのRYSはそれぞれの2020年の更新日から1年間を費やして新基準へとレベル向上することが可能です。例えば、更新日が5月1日であれば、現行のRYS 200の基準のままで2020年は更新可能で、カリキュラムは2021年5月1日までに新基準に沿うようにアップデートすれば良いということになります。変更について何かご質問がございましたら、ヨガアライアンスの会員サポートチーム(Eメール:info@yogaalliance.org、電話番号:1-888-921-9642)にご連絡ください。

180時間から200時間への講習時間の増加により経費が増加してしまいます。

今回の変更が多くのスクールにとって非常に大規模で、経費やその他のリソースに影響を与え得ることに配慮したいと考えています。スクールの経営状況を悪化させてしまうことはヨガアライアンスにとって全く不本意なことです。そこで、この点をタイムライン作成時に考慮に入れました。これは、各会員が順応でき計画的に変更を迎えられるようにするためです。

現行の全てのRYSはそれぞれの2020年の更新日から1年間を費やして新基準へとレベル向上することが可能です。例えば、更新日が5月1日であれば、現行のRYS 200の基準のままで2020年は更新可能で、カリキュラムは2021年5月1日までに新基準に沿うようにアップデートすれば良いということになります。この新基準へのアップデートにより、各RYSは40講習時間をオンライン配信可能となります(「解剖学と生理学」の20時間とさらに「ヨガ人文科学」の20時間)。これにより経費削減が可能となる可能性があります。

講習上のカテゴリーはアップデートにより変更されますか。

変更されます。アップデートされたRYS 200では、これまでの5つの講習上のカテゴリーが4つのカテゴリーに集約され、その4カテゴリーの中に13種の能力分野が含まれるようになります。「ヨガ哲学」、「ライフスタイル」、「倫理学」の各要件は「ヨガ人文科学」にまとめられ、「教授法」と「演習」は共に「プロフェッショナル・エッセンシャルズ」に含まれるようになります。

新しいカテゴリーと13種の能力分野それぞれには何時間費やすことが必要になりますか。

「テクニック」、「トレーニング」、「プラクティス」には75時間必要です。「プロフェッショナル・エッセンシャルズ」には65時間、「解剖学と生理学」と「ヨガ人文科学」にはそれぞれ30時間必要です。これら4カテゴリー内の13種の能力分野それぞれに費やす時間は各RYSで柔軟に調整していただくことが可能です。要件となっている13種の能力分野それぞれの評価はカテゴリー共通時間に含まれます。共通コアカリキュラムについての詳細は<こちら>です。

コアカリキュラムのカテゴリーや能力分野以外のトピックをシラバスに含めることは可能でしょうか。

可能です。ヨガアライアンスでは、教授する系統やスタイル、方法論を追加的なトピックにより補完することをRYSに奨励しています。実際、RYS 200認定のスクールで教授に携わっている基礎レベルの講師の多くが、250時間もの講習を行っています。ただし、こうした付加的なトピックは、RYS 200のアップデートされた基準で定められたコアカリキュラムの200時間外のものであり、代替とはならない追加であるとご理解ください。

RYS 200の新しい基準には接触と非接触の時間が含まれていますか。

含まれていません。RYS 200のアップデートされた基準では接触時間、非接触時間という用語は使われなくなりました。RYS 200の新たな基準では、むしろ、講習時間という用語が使われています。要件となる200時間すべてが講習時間です。

この講習時間の大部分は対面式(最少160時間)で、最大で40時間まではオンラインでの受講が可能(「解剖学と生理学」と「ヨガ人文科学」のそれぞれで最大20時間)です。これらのカテゴリーはそれぞれ30講習時間が必要とされていますので、いずれでも最少10時間の対面式の講習が必須となります。

受講者がプロジェクトを完成させたり、レポートを書いたり、宿題をしたり、ヨガのクラスに出席したりすることに費やした時間は、RYS 200の新しい基準では講習時間に含まれません。しかし、ヨガアライアンスでは、プログラム全体での学びを一層深めるために、RYSがこうした内容をシラバスやカリキュラムに含めることを奨励しています。

必読文献を読むことはアップデートされた基準に含まれていますか。

含まれていません。ヨガアライアンスでは、どのような文献を読むことも必須とはしていません。しかし、古典、現代を問わず、コアカリキュラムの理解を深める文献、およびまたは、各スクールの教授するヨガの系統やスタイル、方法論の支えとなる概念に関する文献については、使用を検討する必要があります。各スクールが新しいRYS 200の基準に沿ったアップグレードを行う際、更新したシラバスだけでなく、受講生に呈示する文献リストとそれらの文献を選択した理由や論拠についても提出していただきます。

レイキやアユールヴェーダなどの新基準外のトピックをシラバスに含めることは可能でしょうか。

可能です。しかし、そうしたトピックは、コアカリキュラムのために必要とされる最少200時間の中には含まれません。RYS 200の新基準は、講習時間に加えて、基礎的なヨガ講師を育成することを目的としたコアカリキュラムを軸としたコンピテンシーモデルから成り立っています。補足的な講習時間をシラバスに含めて、スクールのヨガの系統やスタイル、方法論の支えとすることはもちろん可能です。

異なるヨガの系統やスタイルに関する調査・研究をシラバスにグ組めることは可能でしょうか。

ヨガを教授するにあたっての一貫性のある取り組みを学ぼうとしている受講者のサポートには、ある一つの特定のヨガの系統やスタイル、方法論に関連した内容によって構成されたシラバスでなければなりません。とは言うものの、「ヨガ人文科学」には古代と現代世界でのヨガの歴史が含まれ、ヨガの異なる系統やスタイルに関する調査・研究にも触れられています。

ヨガアライアンスが評価を要件化することは理解しています。標準的なコア能力評価テストはありますか。

RYS 200の新しい基準では、4つのカテゴリーと13種の能力分野について受講生を修了前に評価するよう、ヨガアライアンスは全RYSに求めています。ヨガアライアンス自体はそのための評価手段を製作したり評価を直接的に実施したりはしません。個々の受講生が身につけた知識やスキル、経験を評価する方法を、各スクールが自ら見出し、開発することをヨガアライアンスは期待しています。各スクールこそがその受講生を修了させる主体でなければなりません。各スクールが発行する修了証は、修了者がRYT資格を得るためのヨガアライアンスへの登録時に、提出文書の一つとして使用可能となります。

新しい基準には個人指導も要件として含まれていますか。

現時点では、新基準に個人指導は要件として含まれていません。しかし、個人指導は受講生が講師となるにあたって重要な経路であるとヨガアライアンスは認識しています。各スクールがトレーニングプログラムの一部として個人指導を取り入れることをヨガアライアンスは奨励します。

こうした変更の初期段階は、ヨガアライアンスの基準をより完全なものに発展させていく取り組みの次の一歩に過ぎません。個人指導に関して必要となり得る事柄について来年を通じて検討し、あらゆるアップデートを、今後、ニュースレターとウェブサイトを通じて共有していきたいと考えています。ヨガアライアンスのニュースレターの購読を必ずしてください。変更が検討され、形になっていく過程を逐次お知らせいたします。オンラインアカウントの「コミュニケーション設定」を選択し、購読の設定をアップデートしてください。

新しい基準では、受講者数に対する講師数の比率について触れられていますか。

どちらとも言えません。ヨガアライアンスは、現時点では、受講者数に対する講師数の比率を特に定めて要件とすることは行っていません。しかし、各スクールが学びを支える環境作りに資する比率を必ず実現するようヨガアライアンスは強く要請します。各スクールはRYS 200の新基準に沿った申請を行う際に、受講者数に対する講師数の比率の報告、そして、その現時点での比率と実践している教授法の間で整合性が取れている論拠の説明を求められます。

ヨガアライアンスはRYS 200の新基準に沿ったシラバスのサンプルを提供する予定はありますか。

ヨガアライアンスは過度な影響をいずれかのスクールに与えてしまうことを避けたいと考えています。また、各スクールがそのヨガの系統やスタイル、方法論に従ってどのように将来の講師を育成するのかについても規定することはしません。むしろ、ヨガアライアンスは、講習時間に加えて共通コアカリキュラムを軸とし、そこに能力育成事項を盛り込んだ枠組みを構築しました。この枠組みは、ヨガを教授するにあたって不要な制約無しに取り組むことのできる自由度と柔軟性を各スクールに提供するものです。

各RYSのシラバスのコピーを保有していますか。

残念ながら、いずれのスクールに対しても、たとえそのスクール自身のシラバスであっても、ご提供することはできません。現行のシラバス、過去のシラバス、いずれも不可です。しかしながら、2013年以降にRYSとなったスクールであれば、オンラインアカウントの「スクール管理」のセクションに保管されたスクールのシラバスを各自それぞれで参照していただくことは可能です。

アップデートしたシラバスに併せて提出すべきものは他にありますか。

基準の変更に合わせて、ヨガアライアンスでは申請書類を改善しました。今後の申請書類にはいくつかのチェックポイントが含まれています。提出が必要となるのは、シラバス、カリキュラム、そして各能力分野に割り当てられた時間数、全体的なスケジュール、マニュアルその他のトレーニング用素材、趣意書、その他若干の書類です。

さらに、ヨガアライアンスは、学術的な形式の専門家による評価委員会を導入し、各申請に対して、公正で、一貫性があり、綿密な評価を行っていきます。

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